○薩摩川内市ファミリー・サポート・センター事業実施要綱

平成17年12月27日

告示第492号

(目的)

第1条 この告示は、地域において育児の援助の提供をする者と育児の援助の依頼をする者が行う相互援助活動(以下「相互援助活動」という。)を支援するため、薩摩川内市ファミリー・サポート・センター事業(以下「事業」という。)を実施することにより、子育てをする者が仕事と育児を両立し、安心して働くことができる環境を整備するとともに、児童の福祉の向上をめざし、地域の子育て支援機能の強化に向けた支援体制づくりを目的とする。

(設置)

第2条 この事業を会員制により実施するため、ファミリー・サポート・センター薩摩川内(以下「センター」という。)を組織し、当該センターの事務所を薩摩川内市神田町3番22号(薩摩川内市役所内)に置く。

(実施主体)

第3条 センターに係る事業の実施主体は、薩摩川内市とする。ただし、市長は、事業の効果的な運営上必要があると認めるときは、センターの運営を委託することができる。

(センターの業務)

第4条 センターは、次の業務を行う。

(1) 会員の募集及び登録

(2) 相互援助活動の調整

(3) 入会申込者に対して相互援助活動に必要な知識を付与するために行う講習会関係業務

(4) 会員の交流を深め、情報交換の場を提供するための交流会開催業務

(5) アドバイザーとサブ・リーダーが定期的に情報交換を行う連絡調整会議の開催及び関係機関との連絡調整を行う連絡調整業務

(6) 定期的な広報紙の発行等の広報業務

(7) 保育所等との連携

(8) 関係機関との連絡調整

(9) 前各号に掲げるもののほか、事業目的の達成に必要な業務

(会員)

第5条 センターの会員は、育児の援助の依頼をする会員(以下「おねがい会員」という。)及び育児の援助の提供をする会員(以下「まかせて会員」という。)とする。

(会員の要件)

第6条 おねがい会員は、次に掲げる要件を満たす者とする。

(1) 事業の趣旨を十分に理解している者

(2) 市内に住所を有する者又は市内の事業所に勤務する者

(3) 生後3箇月以上の乳幼児又は小学生(義務教育学校の前期課程に就学している者を含む。以下「子ども」という。)を育児している者

2 まかせて会員は、次に掲げる要件を満たす者とする。

(1) 事業の趣旨を十分に理解している者

(2) 市内に住所を有する者

(3) 心身ともに健康で子育て支援に意欲のある20歳以上の者

(入会等)

第7条 会員として入会しようとする者は、入会申込書(様式第1号)をセンターに提出し、その承認を受けなければならない。

2 会員は、入会に際して、センターの実施する講習を受講しなければならない。

3 センターは、第1項の承認を受けた会員に対し、会員証(様式第2号)を発行する。

(保険)

第8条 センターは、相互援助活動中の事故に備え、会員が安心して相互援助活動を行うことを目的として、ファミリー・サポート・センター補償保険に一括して加入するものとする。

(退会等)

第9条 会員が退会しようとするときは、その旨をセンターに届け出なければならない。

2 会員は、退会に際して、第7条第3項の規定により発行された会員証を返還するものとする。

(登録抹消)

第10条 センターは、会員が次の各号のいずれかに該当したときは、会員登録を抹消することができる。

(1) 第6条に規定する要件を満たさなくなったとき。

(2) この告示に違反したとき。

(3) 故意若しくは重大な過失又は不正な行為により、センターに損害を与えたとき。

(4) 相互援助活動に必要な適格性を欠くと認められるとき。

(5) 前各号に掲げるもののほか、会員としてふさわしくない非行があったとき。

(アドバイザー)

第11条 センターにアドバイザーを置く。

2 アドバイザーは、次の業務を行う。

(1) センターの事業内容の周知及び啓発

(2) 会員の募集及び登録

(3) 会員の統括

(4) サブ・リーダーの育成及び指導

(5) 会員の相互援助活動の調整

(6) 保育所等との連絡・調整

(7) 会員に対する講習会の実施及び会員の交流会の開催に係る事務

(8) 他の市町村のファミリー・サポート・センターとの連絡調整

(9) 会員間に生じた問題への助言

3 アドバイザーは、職務上知り得た他人の家庭の事情等に関して、プライバシーを侵害し、又は秘密を他に漏らしてはならない。その職を退いた後も、また同様とする。

(サブ・リーダー)

第12条 センターは、この事業を円滑に運営するため、複数の会員によるグループごとの世話役をサブ・リーダーに依頼するものとする。

2 サブ・リーダーは、センターの事業に対する協力者として、アドバイザーの指示を受けて、会員の相互援助活動の調整等を行うものとする。

(相互援助活動の内容)

第13条 まかせて会員が相互援助活動として行う援助は、次に掲げるものとする。

(1) 保育所等の保育開始時まで子どもを預かること。

(2) 保育所等の保育終了後、子どもを預かること。

(3) 保育所等までの送迎を行うこと。

(4) 学童保育終了後、子どもを預かること。

(5) 学校の放課後、子どもを預かること。

(6) 子どもが軽度の病気の場合において、子どもを預かること。

(7) 冠婚葬祭又は他の子どもの学校行事の際に子どもを預かること。

(8) 買い物等外出の際に子どもを預かること。

(9) 前各号に掲げるもののほか、会員の仕事と育児の両立のために必要な援助

2 まかせて会員が子どもを預かる場合は、原則としてまかせて会員の家庭において行うものとする。ただし、子どもが病気の場合等は、おねがい会員の家庭において行うことができるものとする。

3 相互援助活動については、原則として子どもの宿泊を伴うものは行わないものとする。

(相互援助活動の実施等)

第14条 おねがい会員は、育児の援助を必要とするときは、センターに援助の依頼の申込みをするものとする。

2 センターは、前項の申込みを受けたときは、援助の内容、日時等を詳細に確認の上、申込みの内容にふさわしいと認められるまかせて会員をおねがい会員に紹介する。

3 おねがい会員及びまかせて会員は、相互援助活動に先立ち、十分な打合せを行わなければならない。

4 相互援助活動は、第1項の規定により申込みをした内容の範囲内において、おねがい会員とまかせて会員の主体的な合意と責任のもとに実施するものとする。

5 おねがい会員又はまかせて会員は、前項の合意が整わないときは、センターの紹介を断ることができる。

6 まかせて会員及びおねがい会員は、ともに誠意をもって活動に当たらなければならない。

7 おねがい会員は、第1項による依頼内容以外の援助を求めてはならない。

8 会員は、センターを政治、宗教、営利等の目的に利用してはならない。

9 会員は、相互援助活動により知り得た他人の家庭の事情等に関して、プライバシーを侵害し、又は秘密を他に漏らしてはならない。センターを退会した後も、また同様とする。

10 まかせて会員は、前項の相互援助活動した当該月分の報告書を作成し、翌月5日までにセンターに報告するものとする。

11 まかせて会員は、同時に複数のおねがい会員に対して相互援助活動を行うことはできないものとする。

12 相互援助活動中に生じた事故は、当事者である会員相互間で誠意をもって解決しなければならない。

(報酬)

第15条 おねがい会員は、まかせて会員に対し、相互援助活動の終了後、別表第1により報酬及び実費を支払うものとする。

(助成金の交付)

第16条 市長は、まかせて会員に対して、活動報酬費の一部を助成するものとする。

2 助成を受けようとするまかせて会員は、助成金交付請求書(様式第3号)に、別に定める援助活動報告書を添えて、当該請求に係る相互援助活動を行った月の翌月5日までに市長へ提出しなければならない。

(助成金の額)

第17条 助成金の額は、別表第2のとおりとする。

(助成金の返還)

第18条 市長は、偽りその他不正な手段により、助成金の交付を受けた者があるときは、当該助成金の全部又は一部を返還させることができる。

(その他)

第19条 この告示に定めるもののほか、この事業に必要な事項は、市長が別に定める。

附 則

この告示は、平成18年1月1日から施行する。

附 則(平成18年12月1日告示第443号)

この告示は、平成19年1月1日から施行する。

附 則(平成23年3月28日告示第144号)

この告示は、平成23年4月1日から施行し、改正後の薩摩川内市ファミリー・サポート・センター事業実施要綱の規定は、この告示の施行の日以後に実施する相互援助活動について適用する。

附 則(平成29年3月24日告示第81号)

この告示は、平成31年4月1日から施行する。ただし、第1条、第6条及び第9条の規定は、告示の日から施行する。

別表第1(第15条関係)

時間区分

基準額(30分当たり)

月曜日から金曜日まで(午前7時から午後7時まで)。ただし、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日及び12月29日から翌年1月3日までの日を除く。

子ども1人につき 300円

上記以外

子ども1人につき 350円

備考

1 相互援助活動が30分に満たない場合は、30分とみなす。

2 相互援助活動の時間は、まかせて会員が当該相互援助活動を開始したときから、おねがい会員又はおねがい会員が指定する者へ子どもを引き渡したときまでとする。

3 複数の子どもを預ける場合の報酬は、2人目から基準額の半額とする。

4 相互援助活動の取消しを行う場合は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定める額を取消料として、当該取消しを申し出たおねがい会員又はまかせて会員が支払うものとする。

(1) 前日までの取消し 無料

(2) 当日取消し 上記基準により算定された報酬額の半額

(3) 無断取消し 全額

5 交通費、食事代、おやつ代、おむつ代等については、おねがい会員が実費を支払う。また、おねがい会員が特定のものを希望する場合は、おねがい会員が用意するものとする。

別表第2(第17条関係)

時間区分

助成額(30分当たり)

月曜日から金曜日まで(午前7時から午後7時まで)。ただし、国民の祝日に関する法律に規定する休日及び12月29日から翌年1月3日までの日を除く。

子ども1人につき 150円

上記以外

子ども1人につき 200円

備考

1 相互援助活動が30分に満たない場合は、30分とみなす。

2 相互援助活動の時間は、まかせて会員が相互援助活動を開始したときから、おねがい会員又はおねがい会員が指定する者へ子どもを引き渡したときまでとする。

3 複数の子どもを預かる場合の助成額は、2人目から半額とする。

画像

画像

画像

薩摩川内市ファミリー・サポート・センター事業実施要綱

平成17年12月27日 告示第492号

(平成29年3月24日施行)